2006年10月25日

遅ればせながら。

先週の発表、ほんとグダグダですいませんでしたたらーっ(汗)
反省と、次回の課題をみなさまに意思表明手(グー)ぴかぴか(新しい)


その1:選んだ論文が・・・。

選んだ論文が、行動分析学で紹介されたやつでした。
たぶん、てか絶対に、私が休んでたときでしょう。墓穴ほっちゃった。はは。

その2:読んだら読んだで。

あまり疑問の目を持たずに、書いてあることサラ〜っと読んでいました。
結果の方法について尋ねられても、「あぁそういえばひらめき」とそのとき気付く始末。
先生の指南のもと読み返してみるとツッコミ所満載やんか!と反省。
客観的に読むクセをつけたいと思います。

その3:先行研究もか・・・。

文中に、「だれだれの方法と同じく〜」というくだりがあったけど、どういう所が同じなのか、その先行研究チェックしてませんでした。
藤先生のアナログな研究があったり、英語のがわらわらあったり。
せめて興味を持った、白線とベンチの設置によるバス停のは読んでおくべきでした。
これから読みまっす。

その4:発表の仕方が・・・。

発表の仕方自体ダメダメでしたね。恥ずかしいぃ。
ワーって読んで、え?もう終わり?みたいな・・・。
構造化抄録棒読みするんじゃなくて、もっと噛み砕いて、聞き手の様子も見つつ、次からは自分も納得しながら発表できるよう頑張ってみます。

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さて、実は夏休みの宿題4つしかあげてませんでした。
自分への戒めをこめて、英語力も持続させるために、英語の論文も読んでいこうと思いますexclamation×2
中学生でもわかる英語で書かれている、と聞きましたが、辞書に載ってない単語もあり、何よりこの訳であってるのか!?と抜き足差し足で読んでるような感じです。およよ。

まずは研究文献講読で発表予定のものから。あ、遅ればせながら5つ目ということでふらふら


EFFECTS OF AN INTERNET‐BASED VOUCHER
REINFORCEMENT PROGRAM FOR SMOKING ABSTINENCE:
A FEASIBILITY STUDY

著者:JESSE DALLERY AND IRENE M. GLEN
出版年号:2005年
掲載雑誌:行動分析学研究 第3巻 第38号 349-357

1)研究の目的
 喫煙行動を節制するために、インターネットを基にしたクーポン券を用いた強化プログラムが有効であるか検討し、またこの方法が実行可能であるかどうか調査した。

2)実験計画
 参加者の家に設置された一酸化炭素採取システムを用いて、参加者が自ら一呼気中の酸化炭素(CO)の標本をとり、Eメールで実験者に送った。CO値に一定の削減が確認されると、参加者は後に商品と交換可能なクーポン券を得ることが出来た。ベースライン期では1日に2つ標本を送るだけで5ドル分のクーポン券が稼げた。シェイピング期では、4日間にわたってCO値に削減が確認されると3ドル稼ぐことができた。CO値の削減は、ベースライン期の平均CO値より4ppm減少しなければならなかった。次の10日間は節制が導入され、CO値を連続して削減すると5ドル分のクーポン券が与えられ、値段も0.25ドル上った。標本を出し損ねたりCO値が増加すると、クーポン券は3ドルに引き下げられた。Thinning期では、4日間CO値に削減が確認されると、4回目と8回目の標本に対して、5ドルのクーポン券が支払われた。そして再ベースライン期では、ベースライン期と同一の方法をとった。

3)場面
 一酸化炭素の標本の採取は、参加者の自宅にて行われた。

4)参加者
 参加者は、新聞に広告や家々にポスティングされたチラシによって募集し、4人の参加者が選ばれた。実験内容に合わせるために、年齢は18〜60歳、重度の喫煙者(自己申告によると1日に20本以上たばこを吸い、CO摂取量は20ppm以上)で最低でも2年の喫煙歴があり、すこしでも禁煙を希望していることが参加者に求められた。参加者には事前に実験に関する詳しい説明がなされ、同意すると実験に関するテストを行い、それによって参加者の理解度を測定した。

5)介入
 決められたCO値が削減されると、後に商品と交換可能なクーポン券が支払われた。

6)従属変数・行動の指標
 決められた量のCOが削減されたかどうかを行動の指標とした。

7)結果 4人のうち3人の参加者が基準に合ったCО値を節制提示期、thinnimg期、再ベースライン期において生成していた。ベースライン期に関しては、節制を導入することで呼気中において82%(P0038)、67%(B0042)、65%(H0040)、32%(C0037)の削減を生み出すことができた。P0038が1つ、B0042が1つ、H0040が3つ、C0037が7つの標本を損失した。各参加者が稼いだクーポン券の総額は、14ドル(C0037)、156ドル(P0038)、163.50ドル(H0040)、55ドル(B0042)であった。

8)考察
 本研究は、クーポン券を強化子として与え、節制の目的証拠を得ることに、インターネットを基にしたクーポン券を用いたプログラムが実行可能であることを示している。このシステムは家に設置され、参加者は自宅にいながら実行できるので、比較的長期間において頻繁に標本を採取することも可能であり、問題点も解消された。COの採取方法も簡単で、正確な標本を取得することができた。
 一方で参加者は2つの方法で結果を偽造することが可能であった。マウスピースに吹き込む息の量を調節する方法(a)と、診療所に送る前に電子データをいじる方法(b)であった。これらの問題を解決すべく、CO標本の妥当性を確かめるために(ニコチンの代謝産物である)唾液中のcotinineを採取することが望まれるし、オンラインデータベースを基にした方法も開発されている。
さらに、インターネットを基にした方法は、節制を促す他の様々な方法に適合させやすく、合わせて使用すると付加利益が得られるかもしれない。今回使用したものと似たシステムでも、体重の減量や禁酒に対応できるだろう。
 研究者はまた、より経済的でコストのかからない方法を探究している。例えば、AmassとKamienは、プログラムに必要な費用を、寄付を請願して集めた。これらは、クーポン券を用いたプログラムを使用する際、重要な資金源となりうる。患者は(クーポン券)を自己負担し、節制の結果によってクーポン券を稼いでいた。これらのオプションを十分に調査し、臨床場面に広める前に、プログラムのどの変数が利益を最大限にし、経費を最小限にするのか、さらに徹底的に確定させる必要があるだろう。

9)コメント
「全訳してね〜」とM月先生に軽〜く言われ、9ページを全訳してみました。受験でも英訳は避けてきたので本気で久っしぶりで、直訳は勿論のこと実際文章におこしてみると珍訳・誤訳のオンパレード。情けない。うぅ。

まず、訳がこれであってるのか!?と空をつかむ状態でスタートしたので、まとめてみてもモヤモヤが残ってるのが正直な感想です。そして感想程度しか言えないのもまた、正直なところ・・・。
この研究はのミソは、@インターネットを使った観察方法で、Aクーポン券を強化子として用いたところだと思います。先行研究では、参加者が一酸化炭素(CO)を測定するためにクリニックへ通わなければならず、家がクリニックから遠かったり参加者が何か障害を持っていると自然とクリニックに通わなくなってしまいます。そして測定回数もおのずから頻繁には確保できません。そこで本研究では@を導入し、自宅で簡単に測定してメールで測定結果を送ることにして、問題をクリアしました。また、Aのように、即効性があり、リアルで目に見える強化子を用いたことで、禁煙というなかなか困難な節制も可能にしました。
では、これらの方法が実際に実行可能なのかを調べるのが本研究のもう一つの目的です。インターネットを基にした装置やクーポン券など、かかる費用をどうするかという点も問題です。そこで「寄付を募る」という案を考え、実際に実験してみるとどんどん寄付が集まったそうです。禁煙は、喫煙者本人だけでなく周りの人の健康も害します。むしろ副流煙の方が体に悪いです。禁煙は個人だけでなく社会問題でもあるので、寄付によって実現できるなら、実験段階にとどまらずどんどん臨床に普及していってほしいです、うんうん。
標本の採取と実験者に渡す作業が、自宅にいながらできるという点は、手軽で長期間の実験も可能だという利点もあるけれど、じっさいちゃんと測定しているのか実験者にはわからず、データを偽造される可能性も大アリです。実験者と離れている場合、どうやって信憑性を確かめるのか、参加者に正しい方法で実験を持続させるのか、今後の課題だと思います。クーポン券と引き換える商品を配達したときか定期的に参加者の様子を観察し、記録するとか、機械だけに頼らずに、やっぱり「人間の目」も大事な統制要因だと思いました。

そうそう、心理学専門用語を英訳するときは、何か参考にできるものありますか???辞典みたいな目
posted by うめかば at 23:38| 京都 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
クーポン券!!
私も興味があって、卒論のテーマにしたいと
思っていたのですよーw(@v@)w
うめかばちゃんナイスチョイスです☆★☆
k;naも読んでみよぉーっと♪
Posted by k;na at 2006年11月09日 15:55
お!奇遇だねー。
この論文は読みやすかったよ〜◎
クーポン券の調達が大変だけどね・・・。
Posted by うめかば at 2006年11月09日 19:01
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